コミュ障がキャリアコンサルタントになりました

新卒時代から自分自身の働き方を模索し続けてきました。50歳からずっと挑戦したかったキャリアコンサルタントの勉強を始め、第18回キャリアコンサルタント試験に合格しました。 合格までの道のりや、これからのことについて記録していこうと思ってます。

2022年03月

もうすぐ第19回キャリアコンサルタント試験の合格発表ですね。同じ時期に第20回試験の申込みも始まります。
第18回に申し込みをしたときの感想は、正直いって「すごく大変そう」でした。
HPの申し込み方法を読んでみると、web申し込みと郵送の二種類がありました。
国家試験を受けるのはもちろん初めて、資格試験もそんなにたくさん受験していないので、今どきの申し込みって全部こうなっているのかと考えると、パソコンやプリンタを持っていない人はいったいどうするんだろう?と素朴な疑問がわきました。これは、講座の申し込みや受講時、合格後の登録時にも思いました。

とにかく今どきはIT機器を使いこなせないと、仕事はもちろん資格取得や勉強も時代から取り残されそうだと実感しました。
私はパソコンはじめ、IT系が得意ではありません。
社会人になって数年後にWindowsが日本で発売され、パソコンを職場で使うことが日常になりましたが、私が勤めていた職場ではパソコン操作がない職場だったので馴染みもなく、30歳を過ぎてから翻訳の勉強を始めてからやっと、パソコンを購入しました。

スマートフォンも初めて買ったのは2016年くらい。同年代の友人の中でもいちばん遅かったです(^_-)-☆
それまで必要性を感じなかったのと、スマホの操作が面倒くさそうだったので、使っているガラケーがだめになったら買い替えようとしていましたが、嵐のコンサートチケットの申し込みがスマホでないといけないことになり、すぐに買い換えました。どうやら必要に迫られないと新しいことに取り組まない性格のようです。

ただ、ITに強くならないと!と思ってはいても、いったい何からとりかかればいいのかわかりません。
Officeソフトはとりあえず仕事で困らないくらいには使えているつもりだし、職場のホームページやブログの更新もやっています。
コロナになってからは、Zoomでのミーティングもとまどう暇もなく始めたので、キャリコンのオンライン講座もとまどうことなくできました。

でも、職場の同年代の同僚や、世代が上の上司はZoomやホームページの修正なんかは絶対にやろうとしませんでした。やり方を教えます、と伝えても断固拒否、最終的に私が非難を受けるはめになったので、Zoom会議は極力避けるようになり、ホームページやSNSへの投稿も一人でいる時にこっそりやっていました。
「仕事は遊びじゃない!」と同僚から言われたこともありましたが、ネットを使う環境は「遊び」と思ってしまう考え方は私には持てません。
旧態依然の考え方ばかりの人がいる部署では、新しいことに取り組むことも悪口の対象になるようで、以前ブログに書いた勉強することへの批判にも通じるところがありました。
勉強することを歓迎しない職場環境

そんな職場は今日で退職、明日からは新しい職場で新しいスタートです
もちろん学べるところもたくさんある職場でしたが、新しいことや勉強すること、人を受け入れないところには最後までなじめませんでした。

次の職場ではオンラインミーティングもホームページの更新も、60代の方でも普通にやっているそうですし、むしろできない方が困ると言われました。
どのくらいのスキルが求められるのか、不安もありますが、とにかく基本的なパソコンスキルは備わっていると自信を持って行こうと思います。


キャリコン試験が終わってから、以前読んだ本を読み返しました。
英会話の本ですが、内容は、IT系の仕事に就いている方々の日常業務で使っている会話に特化したテキストです。
英会話を学ぶというよりは、普段何気なくやっているパソコンの操作手順を再確認しながら読み進められました。















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なんだかスッキリしない毎日が続くので、私なりの現実逃避をしています(^_-)-☆

なぜスッキリしないのか・・・
特に深い悩みがあるわけではありません。悩みどころか希望している就職先から内定をいただきました。
ただ、日常生活のいろいろな物事がスムーズに進んでいないということにもやもやしているのと、花粉症の時期は体調不良も起こりがちですが、更年期なのもあるのでしょう。

深く悩んでも解決しないので、こういう時は読書に没頭するに限ります。
昔から、スランプに陥って現実逃避したいときは大好きな村上春樹の初期4部作を一気読みしていました。
「3部作」として「風の歌を聴け」から「羊をめぐる冒険」が有名ですが、その続編「ダンス・ダンス・ダンス」まで、今月入ってからずっと読んでいました。

内容は覚えていますが、何年ぶりかで読むとすっかり忘れている細かい描写はたくさんあります。
今回特に響いたのは、「1973年のピンボール」の主人公「僕」が仕事をするときの描写でした。



翻訳をする会社を友人と立ち上げた「僕」は、英語翻訳を担当。
なんとなく、春樹さん自身がこういう翻訳スタイルなのかな?と思うような規則正しい作業過程が読んでいて気持ちがいいです。そして仕事の合間に入るお食事やコーヒーブレイク
翻訳作業とコーヒーってすごく似合うと思っています。

実は昔(30歳前後)に痛烈に「翻訳家になりたい!」と思ったことがあって、通信講座で翻訳の勉強をしました。
学生時代から英語は得意だったし、読書も好きだったし、翻訳自体は楽しくて勉強も楽しかったです。
キャリコン講座のように試験を受けて資格を取る目標もなく、趣味の延長のような気持ちでやっていました。
翻訳家をめざしたのは春樹さんの影響もありますが、自分の性格にも合っていると思います。ただ、仕事に結びつくことはなかったです。
東京に住んでいる友人からは、都会にいれば翻訳の仕事はあると聞いていましたが、地方ではありません。メールやFAXでやりとりをする手段があったので、パソコンも買って、トライアルに応募したりしたことはありましたが、合格したことは一度もなく終わってしまいました(^_-)-☆

私の中では、「たくさんの本が詰まった本棚に囲まれた明るい部屋で、コツコツと翻訳をしつつ、休憩時間には音楽聴きながらコーヒーブレイクをすること」というのが一つの憧れの風景としてあるようです。
翻訳でなくても、読書や他の勉強をしていても、コーヒーブレイクは必要なのですが、実際は、毎回のように飲みたくなったらコーヒー飲んでお菓子やスィーツも食べてるのに、「その風景に浸って喜びを感じる」ことはないなぁ・・・と思います

実は憧れの風景を毎日のように行っているというのに、いつまでも憧れの風景のままってどういうことなんだろうかと思いますが、ずっと憧れているものがあるというのはそれはそれで置いといていいのかなって思います。ちょっと意味不明になってしまいました









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ここ1か月くらい、ロシアの軍事攻撃でずっと気が滅入っていますが、一昨日の東北での地震は身近過ぎてさらに不安定になってしまいました。
被災された地域でも、今日や明日、実技試験を受ける方がいると思います。キャリコン試験だけではないですよね。他にも大切な受験の方もいるかもしれません。無事に会場に辿りつき、平常心で受験できるように、心からお祈りしています。

私自身が気が滅入っているのは、自分自身のことも原因です。
キャリアコンサルタントの合格発表後に、転職活動を始めました。

今まで転職を何度かしてきましたが、その時点で行きたい会社が決まっていたこともありますが、衝動的に退職を決め、慌てて仕事を探し始めたこともあります。
ただ、共通して言えるのは、「自分がやってみたい仕事、行ってみたい会社だけに応募し続けた」ということです。

今回も、目標は明確です。
もちろん「キャリアコンサルタントになること」が私の目標です。

キャリアコンサルタントの募集ってなかなかありません。
求人が出てもすぐに消えることもよくあります。聞いた話、公共機関では、もともと採用者は決まってはいるけれど「公平を期す」ために一瞬だけハローワークに求人を出し、目当ての人から応募があればすぐに取り下げるということもよくあるんだそうです。実際、今回の就職活動で、同じような体験をしました。

強力な縁故がない場合は、まずは、キャリアコンサルタント以外の職種で雇ってもらって職場内で信頼を積み重ね、キャリアコンサルタント職に空きが出たら立候補するか、その役割を作ってもらうケースが近道だとも聞きました。

私自身、強力なコネはありません。おまけに50代です。
「自分がやりたいこと」や「やりがいのある仕事」を求めて就活するなんておこがましいのかもしれません。

でも、せっかくキャリコンの勉強をして資格を取ったんです。ここであきらめるのは早すぎる。
ひとまずキャリコンの求人に絞って就活を始めました。

今の仕事にも関係しているので、地元の求人はよくチェックします。
おかげで、この2年間で地元のキャリコン採用状況をなんとなく把握できました。
私が参考にしているのは、ハローワークの求人検索、地元の求人誌、新聞の求人欄、人材派遣会社の求人(3社に派遣登録中)です。

突発的にキャリアコンサルタントの求人が出ることもありますが、多いのはやっぱり年度末。
この2年間では2月にいちばん多く見かけました。
でも、既に合格している友人知人の就活が苦戦しているところを散々見ていたし、自分もそんなにスムーズには決まらないだろうと覚悟はしていました。

それでも、キャリアコンサルタント一択で、就職活動をしてきました。
そして今現在、まだ就職先は見つかっていません。







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2021年3月の講座開講から11月の実技試験まで、私にとってとても長い受験期間でした。
かなり昔のことなので忘れてしまっていますが、大学受験でもこんなに勉強しなかったと思います。

この久しぶりの受験勉強を楽しんでいることもありましたが、とにかく時間がなかったことから受験期間中は「日常生活でのちょっとした楽しみや息抜き」を省いて勉強時間を捻出していました。
特に、試験直前の3か月間は趣味や楽しみを封印しました。

そこで、手帳には、「試験終了後、やりたいことリスト」と称してやりたいことを羅列しました。

①外食する(実技試験直後、お気に入りのお店にケーキを食べに行きました)
②本を好きなだけ買って読む(実技終了後、書店で大人買いしました)
③嵐のライブDVD見る(※これは、既にブログに書きました)
④嵐の映画を見に行く(当時公開されたばかりでした)
⑤溜めたドラマの録画を見まくる(当時流行っていた「最愛」をやっと見始めました)
⑥部屋の大掃除

くだらない事柄が多いですが、私にとっては大事な日常生活の一部です。
勉強しなければならないことが多すぎたせいか、こなすことに必死で、好きなことを封印していることで特にストレスは感じませんでした。

万一ストレスを感じた時や息抜きしたいときの例外や代替案も作っておきました。
例えば、外食はしなくても好きなスィーツやお惣菜のテイクアウトをして、自宅でおいしいものを食べるのは我慢しないとか、読書は新刊本のみ我慢する、嵐のライブDVDは見ないけど以前録画した番組を気分転換に見るとか、夕食の時だけテレビ視聴OKにするとか割と緩めにしていたのもよかったと思います。

おまけに、勉強中心の生活に慣れてしまったせいか、勉強しない日が続くとさぼっているような気がしてしまったので、せっかくの流れを崩したくなくて次に勉強したいことを緩く始めました。
その後、就活に入ったので勉強は一時中断しましたが、自分の中で勉強習慣ができたのはとても良いことだったと思います。









 
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第19回キャリアコンサルタントの面接試験、初日が終わりますね。
今日はとても暖かくて、春か来たと感じます。

昨日のブログを書いてから、第18回当時のことを思い出していました。
試験勉強とは別に、去年の春先からずっと、仕事面でストレスフルな生活を送っていました。
そのせいか、ネガティブ思考に陥ってしまい、ロープレにかなり影響していたんじゃないかと思います。

例えば、キャリコン講座のロープレで、同じ受講生の方から否定的な口調でフィードバックされると、まるで自分の人格を否定されたかのような被害妄想に陥ってしまいました。

所詮、プロのキャリコンではない方の意見なんだから気にすることはないと、以降は受講生同士のロープレには参加しなくなりました。

そして、友人のツテを頼って、地元でキャリコンとして活躍されている方々を紹介してもらい、ロープレを見てもらえることになりました。
全部で4回、見てもらいましたが、私のロープレは回を追うごとにひどくなっていったようです。
既にブログには書いていますが、初回で注意されたことを、いつまでたっても直せていないということで、4回目にはかなりきつい口調でいろいろと言われ、号泣してしまいました。

本当は、泣くほどのことではなかったのかもしれませんが、職場で人間関係のトラブルがあったせいか、かなりメンタルが弱っていました。

自分では、一生懸命相談者の話を聞いて、相槌を打ち、繰り返し技法を使い、相談者に好意的関心を持っているつもりでしたが、全然そうは見えないと言われ、自分の人格まで否定されているような気がしました。

それから、口頭試問の「資格を取ったらどのように活かしたいのか」についても「その答えはどうなのか?」と言われてしまいました。
こうなるともう、キャリアコンサルトを目指すこと自体が私には向いていないのではないかと思い込んでしまいました。

その後、先に書いた先輩キャリコンの方に話を聞いてもらったり、直前にオンライン受講した試験対策の中で、ホルダーの方から、「面接に落ちると、自分の人格を否定されたような気持ちになるけれど、それを気にすることは全くない」と話していただき、気持ちがとても軽くなりました。

「目の前の相手の話に耳を傾けて、寄り添うこと」ができないなんて人としてどうなのか、まさに私が悩んでいたのはここでした。自分にはキャリアコンサルタントの資質は備わっていないんじゃないかとすっかり落ち込んでいたところなので。。。

この、「人格が否定されるわけではない」という言葉が腑に落ちたというか、吹っ切れたというか。
もう受験を辞めようと思っていた私が「今の自分の対応にどういうジャッジが下されるのか見てみよう!」という強気で前向きな気持ちになれた言葉でした。

合格後、何度か第19回を受験する方のロープレにホルダーとして参加し、フィードバックもしてきましたが、必ず同じグループになった方には、「腑に落ちない、納得できないフィードバックはスルーしても良いと思う」と伝えています。反対意見の先輩もいましたが・・・。

合格したからといって、自分のやり方が正解例とは限りません。
何が正しくて、間違っているのかなんて試験官にならない限りはわからないことなので、ベテランのキャリアコンサルタントの言葉でも受け入れられないことはスルーで良いと思います。それが自身のメンタルを保つ秘訣です。
もちろん、正しいことを言ってくれることの方が圧倒的に多いと思うので、そこを見極めて受け入れていくことがキャリアコンサルタントとして必要なことなのではないかと思います。











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