コミュ障がキャリアコンサルタントになりました

新卒時代から自分自身の働き方を模索し続けてきました。50歳からずっと挑戦したかったキャリアコンサルタントの勉強を始め、第18回キャリアコンサルタント試験に合格しました。 合格までの道のりや、これからのことについて記録していこうと思ってます。

2022年02月

第18回学科試験の私の点数は78点でした。正解は50問中39問。
平均点は77点。合格率は79%だそうです(※JCDAの場合/HPより引用)
過去の試験よりも平均点は高めですが、私にはとても難しく感じました。
どうみても、ギリギリの合格です。

つまり、私の勉強方法はずれていた、もしくは理解力が足りなかったということです。

以前の記事に書いていますが、50問中、正解の自信のある問題は29問。自信がないものが21問でした。
自信がない21問中正解は11問。どうにか合格点を取れました。
でも、正解の自信があった29問のうち1問不正解です。しかも間違ったのは「問7」!今見返すとサービス問題のような易しい問題をなぜ間違えたのか呆れてしまいます。しかも見返しまでしているのに。。。

こんな感じで、試験本番はどんな魔が刺すのかわかりません。
逆に、とても太刀打ちできない、見たこともない問題が出ても落ち着いて問題文を読んでみたら、これまでの自分の知識や一般常識で考えると妥当なものを選ぶことができます。

キャリコン学科試験では、「1問目は太刀打ちできない問題が出る」と、事前にたくさんの先輩方から見聞きしていました。
予想通り、1問目から歯が立ちません。

実は、自分なりに時事的な問題はヤマを貼っていました。
SDGs、コロナ、Society5.0、AIなどです。

運良く1問目に「Society5.0」「AI」のワードを見つけた時はやった!と思いましたが、ずべての文章が正しく思えてしまい、4つの中で不適切なものはさっぱりわかりませんでした。
このように、自分の知識では太刀打ちできないし、勘を総動員して1つ選んでも不正解でした。

逆に、2問目。問題文には「今後の人材開発政策の在り方に関する研究会報告書」という見たことのない文言が!でも、私が忘れているだけで、第17回でも出題されていることが後でわかりました(-_-;)

ただ、2問目に関しては、これまでの学習内容から適切だと思える内容を見つけることはできました。
見たことのない「〇〇白書」「●●に関する報告書」などが出てきても、これまでの学習内容や、キャリコンとしての一般常識(=あるべき対応法)を理解していれば、妥当な解答は見えてくるはずです。
私はそうやって、自信のなかった21問を答えていきました。

特に前半は見たことのない「○○報告」や聞いたことのない理論家の名前が出てくるのでかなり焦ってきますが、時間はたくさんあるので、深く悩まずに先に全問解いてみる。30問を過ぎるとほぼすべてスムーズに解けました。但し、焦りは禁物。間違った答えをマークしてないか、見直しは絶対に必要です。

私は、オンライン講座を受講したため、受講後はひとりで勉強をしていて、直接おしゃべりをして励まし合ったり、勉強会でわからないことを教え合うクラスメイトが身近にいなかったので、不安な時はネットで検索をして勉強方法を参考にしたり、グループラインの元クラスメイト達のやり取りを読んで自分を奮い立たせていました。

実際会ったことのない方々のおかげで、いろんな情報が得られ、今こうやってブログに当時のことを綴っています。
私がそうであったように、今一人で頑張る人もたくさんいるのではないかと思います。
自分のことを整理する目的もありますが、試験勉強を頑張っている人の目に留まって、何かの参考になれればいいなと思ったりもします。








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いよいよ1週間後ですね。第19回キャリアコンサルタント試験。

第18回の1週間前の自分はどうだったのかなー?とあらためて去年の手帳を見返してみました。
キャリコンの勉強を始めてから、手帳を新しく購入しました。
基本、仕事用とプライベートの手帳は分けていますが、プライベートはそんなに書くことも多くないので、小さめのものを使っていました。
2021年もノベルティでもらったものを使っていましたが、キャリコンの勉強を始めたタイミングで、ちょっと小さいな、と感じて4月始まりのこのタイプを購入。



勉強内容メインなので、自分の休日である土日の欄が平日と同じくらいスペースがあるのが良かったです。

今見ていると、1週間前の土日は4~5時間の勉強時間でした。前述したとおり、過去問を当日の時間に合わせて解き、その他の時間は苦手分野の復習や、前記事に書いた理論家をExcelにまとめたりしています。

週明けの月から木曜日まではだいたい毎日2時間半。
お昼休みは、前述しているみん合のテキストの問題を解き、帰宅後は学科か論述の過去問を1つ。
金曜日は有給を取って6時間半、今までで最長の勉強時間を取りました。

前日の土曜日は、早朝から大阪市内まで移動。
私の住む地域から最短なのは飛行機ですが、それでも空港までの移動時間が長いのでトータル3時間はかかります。なので、高速バスを選びました。

高速バスだと5時間半かかりますが、荷物を持って移動する手間は全くありません。
到着後、ホテルまでは徒歩5分もかかりません。なによりも運賃が航空券の3分の1ほど!
2週間後にもう一回これを繰り返さないといけないし、下手したら再挑戦であと2回来なければ・・・と思うと節約に越したことはありません。

バスの中では動画テキストを聴くか、みん合のサイトに行き、問題集をやってました。

https://www.career-consultant.info/go_menu/

こちらのサイトではカテゴリごとに、一問一答形式の問題が解けるので、通勤時間などの隙間時間にもぴったりですね。わからないところはExcel表やテキストを見直して復習していました。

その後、午後からホテルでがっつり最後の追い込み。
アーリーチェックインができるプランだったので、13時にチェックイン。その後すぐに近くの阪急百貨店で晩ごはん用にお弁当とおやつを購入。あとはホテルでこもりっぱなしです。
家からいつも飲んでるドリップコーヒーを持参、家とほとんど変わらないスタイルで勉強しました。泊まり慣れたホテルだったので集中できました。

試験当日の朝ごはんは、ホテルのレストランでしっかり朝食を取りました。
出発前に、いちばん点数が低かった過去問(第15回)をもう一度やってから出かけました。

私としてはやるだけのことはやりきった!と実感しながら出かけられたので、ここまでのモチベーションは高かったです。

が、試験会場で撃沈することになります










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週の真ん中に祝日があるのっていいですね
今日も外は寒いので、家でのんびりしています。

学科試験まであと11日。
この頃の私は、毎日過去問を一つずつやることと、学科対策の苦手な分野に集中していました。
過去問を何度かやっているうちに、同じ内容の問題を間違えるとか苦手の傾向が見えてきます。

苦手分野は以下の3つ
・理論
・アセスメントツール
・各種資料

ほぼすべての分野が苦手と言ってるようなものです

今回は、理論について。

学科試験のためにたくさんの理論・理論家を覚えなければいけないですが、特に苦戦したのは「そこまでメジャーじゃない理論家」←注:私の主観で「メジャーじゃない」というだけで実際はとても有名な方々ばかりです!

例えば、発達理論を学ぶ中で、スーパー、シャイン、シュロスバーグ、サビカスあたりは鉄板なので、教材も豊富だし、講座でも比較的時間を割いて詳しい内容が聞けたので頭に入りやすかったのですが、ギンズバーグ、ロー、レビンソン、レヴィン、ハヴィガーストまでくるとどんな理論なのかさっぱりです。

そこで、ざっくりとした表を作成して理論名ー理論家ー詳しい理論の内容をまとめていき、さらにExcelで表にまとめて印刷、クリアファイルに入れて空き時間にすぐに読めるように持ち歩いていました。

書き方としては、
(理論名)発達理論
(理論家)ギンズバーグ
(詳しい理論)職業選択の発達過程=生涯にわたる意思決定のプロセス
       3つのプロセス(空想期・試行期・現実期)
       最適化

ごくざっくりと、キーワードだけ記載する場合もありますが、理論の問題は、大抵が人名と理論の内容がセットになっているので、あまり長々記載しないで主な事柄だけ覚えていくようにしました。

最初はメモ書きだけしていましたが、Excelの表作成は先輩キャリコンから教わりました。

キャリコン試験対策では、たくさんの先輩方からいろいろなアドバイスをいただきましたが、限られた時間、向き不向きもある中で、自分に合うやり方=やりやすいやり方=好きなやり方を選んでいいとこ取りをしていくことをおすすめします。








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第19回キャリアコンサルタント試験まであと2週間になりました。
18回受験時、フルタイムで働く身にはとても時間が足りなくて焦っていましたが、人は人、自分は自分(好きな曲の歌詞です)と割り切って自分にできることをひたすらやりました。
本業は、幸いそんなに忙しくない時期で残業もなかったので、日中は頑張って仕事をやっつけて金曜日には有給休暇を取りました。

論述対策の続きです。
学科と違って、論述は何度過去問をやっても時間が足りず、見直す時間が取れませんでした。

私は、活字中毒と言っても良いくらい文字を読むことは苦痛ではありません。読書も大好きです。
でも、論述の逐語録を理解しながら読み進めるのはなかなか至難の技でした。
メモを取ったり、下線を引きながら、A・Bそれぞれの事例を読み内容を理解するのに10分はかかりました。

残り40分で4つの問いを書かないといけませんが、時間がないことを把握してからは、一番書きやすい「問い2」から始めました。
その後、3,4を解いた後、1に戻ります。
ただ、今思えば、2の後は1に戻った方が解答に関連があるため速く書けたのではないかと後悔しています。
実は、問い1がいちばん苦手でした。5つの語句を使わなければならない問題です。

時間配分としては、
問題を読む 10分
問い2 5分
問い3 7~10分
問い4 7~10分
問い1 10分
このくらいを理想としていましたが、実際の試験では緊張しすぎていたせいか時間が足りず、最後にとりかかった問い1を全部書ききることができませんでした。
かろうじて、5つの語句を使い切りましたが、一行まるまる空いてしまいました。

先輩方からの論述のアドバイスでは、「なるべくたくさん文字を書くこと」と口をそろえて言われていましたので、できるだけ小さい字で、たくさん書くことを心がけていたので、一行の空白は致命的にも思えました。
それでも、何がよかったのかわかりませんが合格しています。

面接試験でも言えることですが、キャリコンの実技試験に合格するためのコツが、まことしやかにいろいろと言われますが、公式に正解が出ているわけではないので、実際にはどれも信憑性がありません。

例えば、「こういう言い方をすればよい」とか「CDAの試験ではこういう言い回しはNG]などとテクニック的なこともアドバイスされたりしますが、最終的に、クライエントの相談内容を理解し、寄り添った解答ができていれば間違いないのではないかと思います。










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今週末も寒いですね。
冬季オリンピックもそろそろ大詰め。起きたらロコ・ソラーレが決勝進出したという朗報が!
ロコ・ソラーレというチーム名、明るくて前向きでチームワーク抜群の彼女たちにぴったりで、テレビで見るたびこちらの顔までほころんできます。
次の仕事では、キャリアコンサルタントとして、私もそんな存在になれたら・・と思っています。

論述対策の続きです。
過去問は、第1回目以外すべてやりました。
1回目だけは問題形式が違っていたので、やらなくてもいいかと判断しました。時間もなかったので。

私がスランプに陥ったのは、「問い3」相談者の問題点。
これは、実技の口頭試問でも出てきます。
この「問題点」のとらえ方が、私には間違っていました。
最初の数回は、相談者をとりまく状況を問題点としてしまっていました。
例えば、第16回過去問では、「仕事がオンラインになってしまって、これまで通りのコミュニケーションがとれなくなり戸惑っている」ところをメインに書いてしまいました。

先輩からのアドバイスは、「経験の再現のみ書いている。相談者の状況を綴っているだけで、相談者の自己概念の影に触れていない。」ということでした。

ロープレを含め、いつも指摘されるのはここでした。さらに「経験代謝ができていない」ともよく言われました。
そこで、改めて経験代謝について理解を深めようとしました。

勉強に利用したのは、講座のテキストに加えてこちら。



経験代謝、自己概念、自己概念の影、経験の再現など言葉は何度も講義やロープレのフィードバックで聞いていたけれど、改めて意識してみると自分の言葉ではなかなか説明できないものでした。

私は、テキストを読みながら、いつもの通り、ノートに大事なことを記載していきました。
私の場合は、ノートをまとめる時は、文章というより図で書くことが多いですが、理解を深めるためなら自分の好きな方法、得意な方法で良いと思っています。

自分で図や文章を書き、見返しながら理解を深め、次の過去問やロープレ時には意識しながら行う。
この繰り返しです。

もしかしたら、もともとの技術やセンスがある人にはこういう勉強は不要なのかもしれませんが、私にはここが一番難しいところなのかなと感じます。

この「問題点」さえ見落とさなければ、次の「今後の面談の展開」も漏れなく導き出せることになります。







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