最近は、職場の人間関係テーマのネット記事を読み漁ることが多く、そのせいかいろんなストレス系の記事や広告がおすすめ表示されてきます。
中にはとても役に立つ情報があり、特にこの本は読んで大正解でした!



ストレスについてとてもわかりやすく対処法が書かれています。
中でも私がいちばん共感したのは、人間関係については「基本、相手は変わらない」ということ。
これは、私もずっと感じてきたことで、たとえばイジメがあったとしてこっちがいくら我慢をして耐えても、相手が急に悔い改めたり、態度を変えてイジメを辞めるなんてことはありません。ターゲットが変わることはあったとしても、相手の本質は変わらないです。

そして、本にも書かれてありましたが、「相手の観察をすること」が大切です。
観察をすること=相手を変えることができることではありません。観察をすると、相手がどんな人なのか、ある程度見えてきます。そして、基本イジメをする人間なんてみんな自分自身が不幸です。これは50年以上、イジメを受けてきた私が経験しているので間違いありません^^;

今回、ずっと職場で仕事も振られず座っていながら、なぜ上司が私をイジメたのか(というかもうパワハラの域ですが)考えていました。

結果、上司側の問題として見えてきたこと
①人に対しても業績に対しても、管理職としてのマネジメント能力がないこと(今まで管理職の経験がないのかもしれない)。
パソコンスキルが低いのでマネジメント業務自体が遅れている。
②そのことでさらに上の上司(上司よりは若い男性)からの要望に応えられておらず、対処法を求められても答えが出せず先延ばしにしていること
③本人は自分の能力が高いというプライドを持っており、自分より若い上司から再三叱責されることに我慢ができない。
④私以外の部下は、上司よりもキャリコン歴が長く、上からモノが言えず遠慮している。その反動で私にだけ辛くあたる傾向がある。

上司は私より年上で公務員定年後キャリコン取得。地元では偏差値の高い高校から国立大学に入ったということをとても誇りにしています。そこから公務員になるというのは田舎では大変なエリートコースです。
おそらく上司のいちばんの自慢は「勉強ができること」
たまに上司よりも偏差値の高い学校を出ている人をひどくこき下ろしていたので学歴には絶対に触れないように気を付けていました。

そして、私にも原因はありました。
まずは、上司のプライドの高さにうまく合わせられなかったこと。
例えば、上に提出するデータ作成に苦労している上司に、「こうすれば速くできますよ」「私が代わりにしましょうか?」などと上司のプライドを傷つけるようなものの言い方をしていたと思います。
思えば上司は「私が上だから!」が口癖で、たとえ雑用でも管理職としての仕事は絶対に私にやらせたがりませんでした。私としては、純粋にお手伝いするつもりでも上司から見れば、しゃしゃり出てきて上司の職務を侵害しようとしていると思われたのかもしれません。実際、「私の仕事をあなたにやらせるわけにはいかない」と言われたことがありました。

そして、上司の悪口に乗らなかったこと。
上司は、面と向かっては先輩キャリコンとして立てていて何をするにもお伺いを立てて相手の言いなりになっていました。
でも私の前だけは先輩キャリコンたちの悪口をよく言っていました。特に対応方法について自分が新人だったころにダメ出しされたことなどをかなり恨みに思っているようでした。
頭の良さを自負している上司には、キャリコンとしてのカウンセリングをフィードバックされることもプライドが傷つくことだったのかもしれません。
ただ、私から見れば先輩方みなさん学ぶことが多く、アドバイスをいただけることがあれば素直に受け入れられる言い方をしてくださるし、悪口なんて賛同できることは何一つありませんでした。
上司が悪口を言う時に、つい「私はそうは思いません」と言ってしまったことがありました。
もう少し、自分の言動に気を付けるべきだったと反省しています。

この自分なりの観察が、実際イジメの要因になったがどうかわかりませんが、ここまで分析するだけでイジメは上司の問題で発生しており、自分にそこまで落ち度はないんだと自信を持つことができます。

最近は、上司はともかく他のキャリコン先輩方の態度が和らいできたので、少しは状況が緩和されてきたような気もします。
転職活動はそろそろキャリコン以外の職種を考えなければいけなくなりました。来週また一社応募するつもりです。








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