1つ前の投稿の続きになりますが、キャリアコンサルタントとして関わった相談でも、残念ながらリファー案件となってしまうケースがけっこうあります。

キャリアコンサルタントの関われる範囲を超えてしまったからです。
相談者のメンタルが明らかに弱っていると素人目にもわかる場合、通常の仕事に就くことが難しい場合は、心療内科や心理士にリファーします。

リファーして、回復すればまた関われることもあるかもしれませんが、それはまだ先の話になりそうです。

引きこもり期間が長いとか、人間関係の躓きで仕事が長続きしないとか、心を病んでしまうケースで多いと感じられるのは、子どもの頃のいじめや親や周りの大人からの虐待が原因になっていることが多いこと。話を聞くだけで辛くてたまらなくなります。
赤の他人の私に、会ってまだ5分も経っていないというのに、泣きながら話してくれるなんて、よほど周りに信用できる大人がいないのか・・・と余計に悲しいです。

今まで何人かリファーしてきましたが、ここ最近は必ず次のような言葉をかけています。
「子どもの頃は、学校という狭い世界にいないといけなくて、それがすべてで逃げ場がないと思ってきたかもしれない。先生や両親の言うことが絶対に正しいと思い込んできたかもしれない。でもそれがすべてじゃないよ。
今まで長い間つらかったね。でもいつまでも続くわけじゃないよ。今からはいいことも楽しいこともたくさんあるし、幸せにならなきゃいけない。だから元気になるまではゆっくり休みながら考えていこうね。ここにはいつでも来たいときに来てね。」

こんな感じの言葉をかけてしまいます。
たいていみんな泣き出します。
正しいかどうかはわかりませんが、今の私がかけられる精一杯の言葉です。










キャリアコンサルタントランキング




転職活動ランキング


勉強法ランキング